測量は、土木設計・建築設計・宅地開発・商業施設開発などすべての建造物を造る際に必要となる作業です。
測量には「距離」「角度」「高さ」を用い、地球上の位置関係や高低を正確に測り、その結果を数値や地図に表します。
基準点測量とは、測量基準になる点で、既設の基準点に基づき、新たに基準点の位置や高さを定め、成果を作成する作業です。
水準測量は、標高の成果を有する水準点に基づき、水準点間の高低差を測定し、水準点の標高成果を得る測量をいいます。
地形測量とは、土地の起伏の状況、地表の河川などの自然の対象物や建物などの人工の対象物の位置や形状を測定し、地名や境界などを調査する作業です。
路線測量とは、道路や鉄道等の路線方向への中心線を決めるための中心杭(くい)の設定、縦断面や横断面を求める縦断測量、横断測量、帯状地帯の地図作成などが含まれます。
用地測量とは、道路・河川・鉄道建設に必要な用地取得に必要な、計画用地を現地に表示して、関係する土地を測量し面積を算出する作業です。
地籍調査とは、国土調査法(昭和26年6月1日法律第180号)に基づく国土調査の一環として行う土地の調査のことです。
地籍調査は、一筆ごとの土地について、所有者、地番、地目を調査するとともに、土地の境界(筆界)と面積(地積)を測量します。
地籍調査の実施主体は市町村などの地方公共団体や土地改良区などの団体であり、土地の所有者の多寡に境界確認の立会いと調査成果の確認を行っていただきます。
大手から地元まで多種多様な建設会社様からご依頼を受け、専門知識と経験を積んだ技術者を配置し、工事用測量、建築の通り芯、杭芯の設置等を行っています。
昨今、ドローンを利用した3D計測で空中写真測量や土量計算等も取り組んでおります。ドローンを利用することで、短時間で広範囲の測量ができ、また従来の方法では測量が難しかった場所の計測も可能になります。